お得に旅するための旅行費節約術

ETCカードとは

ここからは、ETCカードについて見ていきましょう。

ETCカードは、ETCサービスを利用するために必要なカードで、クレジットカード会社が発行しています。

高速代の支払いは、後日、利用したクレジットカード会社経由で行います。

そのため、クレジットカードを１枚、ETC専用カードを１枚の合計２枚発行してもらうことが多いです。最近では、１枚のカードにクレジットカード機能とETCカード機能が付いているものも出てきました。

ETCカードは基本的に年会費等は無料となっていますが、もう１枚のクレジットカードの方で年会費をとられることがあります。節約のためには年会費無料のものを選びたいところですが、リボ払いしかできなかったりするので、一概に良いとは言えません。

また、もう１つの選択基準として、クレジットカード自体のポイントサービスがあります。使えば使うほどポイントが貯まり、商品やギフトカード、他のポイントサービスなどに移管できますので、いくらで何ポイント付加されるのか、また有効期限の長さはどのくらいなのかが重要です。

おすすめのETCカードは？

はじめてETCカードを作る方におすすめなのは、年会費が無料のカードです。

ENEOSカード は、ガソリンスタンドのENEOS（エネオス、新日本石油）が運営しているカードです。ETCカードは年会費無料で、新規入会時にいっしょに申し込むことができます。ENEOSは全国に約10,000店舗あるサービスステーション数 No.1のガソリンスタンドなので、旅先で利用する機会も多いのではないでしょうか。普段給油しているガソリンスタンドがENEOSの方はもちろん持っていると思いますが、近所にENEOSが無くてまだ作っていないという方も旅先で使うことも考えて作っておくと役に立つと思います。

■年会費が無料
初年度の年会費は無料です。２年目以降は１年間に1回でもカード利用があれば利用金額にかかわらず無料となりますので、実質的に永年無料です。また、ETCカードは新規入会時にいっしょに申し込むことができ、こちらも年会費は無料です。

■ENEOSでのガソリン代が２円引き
ENEOSのサービスステーション（ガソリンスタンド）でこのカードを利用してガソリン、軽油を購入すると、1リットルあたり最大2円が、灯油も１リットルあたり１円が代金の請求時にキャッシュバックされます。ENEOSカード会員価格が適用されてさらにキャッシュバックされるため、かなりお得です。逆に言えば、カードを持たずに給油すると、１リットルあたり数円高い料金を払うはめになってしまいます。

■新規入会特典として、ガソリン１，０００円分を無料で入れられる
いまなら新規入会特典で、もれなくガソリン代１,０００円分プレゼントキャンペーン中です。入会後、ENEOSサービスステーションにてガソリン・軽油をENEOSカードで給油すると、カードの請求時に1,000円分が請求されません。カードを作るだけで、タダでガソリンを入れられるのですから、利用しないのはもったいないです。

■カーレスキューサービスを無料で利用できる
このカードの特徴は、電話一本で駆けつけてくれるカーレスキューサービスが受けられることです。レッカー車による移動が10kmまでは無料だったり、キーを車内に閉じ込んでしまった場合に開錠してくれるサービスが、30分以内は無料で受けられます。また、「カーコンビニ倶楽部」で愛車のキズ・ヘコミの修理料が5%割引になる特典もついています。

■緑化推進・森林整備事業を支援できる
ENEOS（新日本石油）は、会員によるENEOSカードのサービスステーション利用金額に応じて、緑化推進・森林整備事業の支援を行っています。2001年10月～2008年06月までの支援累計金額は、121,508,514円にも上るそうです！この支援金は社団法人国土緑化推進機構へ寄付され、水源林の整備、里山の再生、被災森林の復旧、身近な地域の緑化、砂漠化地域の緑化、熱帯林の保全、マングローブの植林、さらに子どもたちの森林環境教育、森林体験学習、緑の少年団や子ども会による植樹体験等に役立てられています。

クルマに乗れば乗るほど環境を破壊してしまうのは分かっているものの、クルマに乗るのをやめてしまうのも難しいというのが現実です。悪影響を与えてしまった分だけ回復させる努力をするのがスマートな考え方ではないかと、個人的には思っています。その点では、このカードを利用してENEOSで給油すれば普段意識しなくても自然環境の回復に貢献できるというこの仕組みは、負担を感じずに持続可能ですので非常に良いのではないでしょうか。

では、具体的にサービス内容を比較してみましょう。