お得に旅するための旅行費節約術

燃費を向上させてガソリン代を節約する方法

ガソリン価格の高騰、また環境問題対策のため、自動車メーカー各社は燃費の良さをクルマのセールスポイントにして販売するようになってきています。実際、数年前と比べて、国産メーカーではかなりの燃費改善に成功しています。

少ない燃料で長い距離を走ることができれば、当然ガソリン代の節約につながりますし、地球温暖化ガスの排出量削減に貢献することもできます。また、1リットルあたり何キロ走ったのか統計を取り始めると、ちょっとしたゲームのようになって燃費の改善も楽しいものになります。

簡易な燃費のはかり方は、まずガソリンスタンドで満タンにし、クルマのメーターを0にします。ガソリンが少なくなったらまた満タンになるまで給油するのですが、前回の給油時から今回までの走行距離を給油量で割ると1リットルあたり何キロ走ったのかが分かります。たとえば、300キロ走って30リットル給油したのであれば、1リットルあたり10km走ったことになります。

ただし、街中を走ったのか、山道をドライブしたのか、高速道路で長距離移動したのかなどによって大きく数値が変化しますので、何回かはかったものを集計して、平均してみると良いと思います。

燃費を向上させる走り方

何気なく繰り返している運転の動作も、少し気をつけるだけで燃費の向上につながります。その、燃費を向上させる走り方のコツをぜひ試してみてください!

まず発進の際は、ブレーキからアクセルへ、一呼吸おく感じで足を移します。5秒間かけて20kmほどの速度まで加速するくらいのイメージで、ゆっくりと進み出します。

速度の上昇と共に徐々に踏む力を増やし、 スピードが流れの速度になる手前でアクセルを少し戻します。タコメーターがある場合は、2000rpm程度を超えないようにアクセルを踏み込みます。

巡航速度になったら、十分な車間距離をとり、加減速を極力抑えるようにします。前方の信号がかわったり、前のクルマとの距離が縮まってしまった場合は、エンジンブレーキを活用して減速します。そうすると、エンジンの回転数が高い場合は自動的に燃料の供給が停止されるため、ガソリンを節約できます。

運転方法以外で心がけると良いのは

運転方法以外で心がけると良いのは、数分間停車する時はアイドリングストップする、エアコンを控えめにする、タイアの空気圧を適正に保つなどです。

アイドリングストップをする際は、周囲の状況をよく確かめて、いつでも発進できるようにしておきましょう。ギアをニュートラルまたはパーキングにしてサイドブレーキをひき、エンジンを止めます。ニュートラルの方が、発進する時に切り替えやすいと思います。

ついつい使いすぎてしまうのが、エアコンです。暑いから、または寒いからといってつけて、そのままつけっぱなしにしていませんか。適温になったらエアコンの温度や風力を弱めると効果的です。もし窓を開けることで解決するなら、エアコンをつけずに窓を開けましょう。

タイアの空気圧も見逃せない点です。クルマの取扱説明書や、運転席のドアを開けたところにシールが張ってあったりして、適切な空気圧が書いてあります。自宅には専用の機械がないでしょうから、ガソリンスタンドで給油した時や、近くのディーラーを通った時にでも量ってもらい、ついでに空気を入れてもらってください。無料でやってくれますよ!

渋滞を回避するため事前に情報収集する

燃費向上の天敵である「渋滞」をうまく避けるためには、事前に情報収集することが重要です。便利なページをご紹介しますので、ご活用ください!

《 渋滞情報 》
渋滞予測カレンダー
カレンダーから日付を選択すると、日本全国の高速道路の渋滞予測情報を見ることができます。渋滞が発生すると予測される区間や長さ、時間帯、ネックとなる箇所や、一番右の詳細ボタンをクリックすると時間帯別の渋滞状況も分かります。

渋滞気をつけマップ
NEXCO中日本が管轄する高速道路の主要な渋滞箇所や詳細情報を、地図で確認できます。渋滞による遅れ時間や、時間帯別の渋滞発生頻度、渋滞の原因等が分かります。

渋滞の原因と対策
NEXCO中日本が取り組んでいる主な渋滞の原因と対策について紹介されているベージです。アニメーションで渋滞が発生するまでの過程を知ることができるので、見ているだけでもおもしろく、もちろん勉強にもなります。 

《 料金割引 》
ETC時間帯割引情報
高速道路でETCを利用した際の割引は、ここもと複雑になっています。自分で計算しなければいけないわけではないので気にしなくても問題はありませんが、交通費を節約するためには割引の適用条件を把握しておきましょう。ETC時間帯割引情報のページは、大変見やすく、詳しいです。

ETC時間帯割引検索マップ (ETC100キロ検索)
高速道路料金を節約するためには、走行距離を100km以内に押さえるにはどの料金所からどの料金所までを利用すれば良いかという情報が、とても貴重です。なぜなら、「早朝夜間割引(東京・大阪大都市近郊区間限定)」は、1回の走行が100km以内という条件を満たすことで50%の割引となります(1回の走行が100kmを超えた場合は一切対象になりません。)し、地方部区間に適用される「通勤割引」「平日昼間割引」も100km相当分が割引の対象となるためです。ETC100キロ検索のページでは、簡単に100kmの区間を調べることができますので、ルートを決める際の参考にしてください。

Copyright (C) 得旅. All Rights Reserved.