お得に旅するための旅行費節約術
宿泊費の節約
宿泊費を節約するためには、可能な限り他の人が休みではない時期に旅行の日程を組むのが王道です。なかなか難しいからこそゴールデンウィークやお盆、お正月に繁忙期が重なってしまうのですが、ここもとの経済環境の変化から、年休が取りやすくなった方も多いのではないでしょうか？
そして、インターネットで各社のプランを比較してみるのが一番です。当たり前のように感じますが、意外と値段が違うものです。以前と比べてインターネットからの予約が急激に増えているため、旅行会社各社もホームページでの商品・情報提供を積極的に行っています。まめに確認することが重要です。
また、ホテルが、会員などの限られたメンバーにだけ発行している宿泊費の割引券が、Yahoo!オークションで販売されていることもあります。場合によっては、割引予約ができるウェブサイトよりも割引券を利用した方が安くなることもあります。
旅行会社を歩いて回るのに比べればインターネットで見比べるのは楽なものですから、旅行の前に少しだけ時間をとって下調べをしましょう。
宿泊を平日にする
しばらく見ていると分かりますが、どうしても夏休みや連休などは、宿泊費の設定がかなり高めになっています。逆に、連休明けの平日では安くなっていて、連休の価格と比べると半額以下になっているところも多いのではないでしょうか。
もし可能であれば、旅行の日程を平日にもってくると、大きく節約できます。
平日はホテルや旅館が空いているので、温泉はゆっくりと入れるでしょうし、時には予約したよりもグレードの高い部屋にしてくれます。宿としても、利用していないワンランク上の部屋に泊まってもらってリピート客になった方が良いですから、割と可能性は高いようです。私も実際に、何回か変更してもらえたことがあります。宿泊費が安くなった上に部屋のグレードが上がるのだったら、最高ですよね。
ここもとの経済環境の変化で、残業が減るだけではなく、ついには会社が休みになるということもあるようです。また、有給休暇の取得がしやすくなっている会社も増えていると思います。
ぜひ、平日に旅行に行き、週末は自宅や近所でくつろいでみましょう。
旅行雑誌で特集されている宿をはずす
るるぶなどの旅行情報誌では、きれいな写真とすばらしい表現の記事で宿の紹介をしています。確かに取り上げられている宿は温泉街でも人気の宿に違いなく、内容も良いと思います。
ただ、みんなで同じところへ行くので必ずと言っていいほど混んでしまい、のんびりできるのが売りの宿だったのに、のんびりできなかったなんてことになりかねません。
そして、料金設定も、高めにしている傾向があります。
雑誌は紙面の都合上、かなりの宿が特集されていません。掲載されていなくても、また来たいと思えるような素晴らしい宿がたくさんあります。
空いているぶん安いですし、サービスも良く、入浴時ものんびりできると思います。
どのサイトで宿を探すか
インターネット上には数多くの旅行予約サイトがありますが、品揃えで言ったら、やはりYahoo! トラベルです。
JTBなどの情報をまとめていますので、扱っている商品数に圧倒されます。品揃えが良いですから泊まりたいホテルの複数のプランから選ぶこともできますし、必然的に他よりもお得なプランが出てくる可能性が高いです。
旅行計画を練る際に、まずはYahoo! トラベルで安く泊まれる宿を見つけてみると良いと思います。
使い方は簡単で、地図で群馬 → 四万・吾妻・川原湯 → 四万温泉・沢渡温泉と進めば、群馬県の四万温泉にある旅館が一覧で出てきます。宿泊費の範囲が右側に出ていますから、良さそうなところを見比べてみて下さい。空室が残りわずかなのかも表示されますので、分かりやすいです。
JALが運営する「JALツアーズ」や、JTBが運営する「るるぶトラベル」などと比較し、お得な情報を探してみてください。
インターネットのオークションサイトで入手する
Yahoo!オークションのトップページ左側にある「カテゴリから探す」で、「チケット、金券、宿泊予約」→「優待券、割引券」と進みます。すると、「交通」「施設利用」「宿泊」などに分かれていますので、目的のカテゴリを選択します。
「交通」では、航空会社や鉄道会社の株主特別優待券などが出品されています。例えば、ANA（全日空）の運賃が５０％OFFになる株主特別優待券が約5,000円で、JR東日本の普通片道乗車券と片道の特急券・急行券、グリーン券、座席指定券が１枚使用で２０％、２枚使用で４０％ＯＦＦになる株主優待割引券が１枚あたり約2,000円で出品されています。
「施設優待」では、遊園地、テーマパーク、ゴルフ場、スキー場、フィットネスクラブ、プール、ボウリング場、水族館、動物園、美術館、博物館などの割引券や入場券が出品されています。
「宿泊」では、各地のホテルの宿泊券が出品されています。それはそれで安いのですが、宿泊したいホテルの候補があれば、ぜひホテル名で検索してみてください。 たとえば「帝国ホテル」で検索すると、意外と知られていないと思われる優待券が出品されています。
帝国ホテルは国内ホテルの御三家に挙げられ、その中でも日本を代表するホテルとして有名です。各種割引プランが一休などの宿泊予約サイトで提供されるようになり手頃な値段で宿泊できるようになってきましたが、通常料金での宿泊費は高額です。帝国ホテルでは「インペリアルクラブ」という会員制度があり、会員に対して宿泊優待券をプレゼントしています。
その優待券が、２００円前後で出品されているのです。スイートの宿泊が５０％OFFになるものまでありますので、かなりお得です。
これを利用すると、宿泊予約サイトの割引プランより安くなるケースも多いようです。チェックしてみたところ、宿泊予約サイトの割引プランが本館インペリアルフロアスイート（58平米）を79,000円に設定しているのに対して、優待券を利用すると47,250円になりますので、３万円以上安く宿泊できます。タワー館スタンダード(31平米）でも予約サイトと比べて2,500円ほど安くなるようです。まずは両方の値段を比較して、お得な方を選んでみてください。
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